良い記事を見つけたので、思ったことをまとめてみた。

こんばんは。今日からまた仕事が始まりました。

仕事のある日でも、頑張って更新してみます。

 

さっき、帰ってきて、ご飯を食べてTwitterをみていたら、友達がリツイートしていたもので、すごく良い記事を見つけたので、その文章を読んでの感想を書きます。

 

その記事がこちら。5分くらいで読めます。

heisei-kaigo-leaders.com

 

この記事に対して、Twitterでは、

 

 

 

 

 といった意見が。

 

今回のイベントを主催しているのは、超高齢社会を創造的に生きる次世代リーダーコミュニティ"KAIGO LEADERS"のようです。そのHPがこちら。

 

heisei-kaigo-leaders.com

 

HPそのものもとても素敵ですし、内容も素晴らしいです。

 

さて、記事に関して、自分なりに考えてみました。まず、冒頭にある2つ。

「何かあったら危ないから」といって、じいちゃん・ばあちゃんを長時間椅子に座らせっぱなしにする、寝かせっぱなしにするのが介護の仕事でしょうか?
僕はそうは思いません。

目の前のじいちゃん・ばあちゃんに何ができるか考えるのが介護の仕事なはずです。
いい加減、僕たちは考え方を変えなければいけない。

本当にその通りで、我々の支配下に置いて監視しておくことが、介護ではありません。

私が思うに、介護の本質は、その人らしく生きることを支援することだと思います。

 

例えば、一人のじいちゃんがいたとします。

脇にだれかがついていれば、一人でトイレまで歩く能力はあるのに、歩くと危ないからという理由で、ベッド上での排泄あるいはポータブルトイレを使用することになりました。

本人の気持ちは「トイレまで歩いて行きたい」。なのに、介護する側の都合で、歩くことを制限してしまう。これは、介護ではないと思います。

たしかにトイレまで歩くことで、転倒するかもしれないというリスクを背負うことになります。しかし、そのリスクをとらずに、ずっとベッド上かポータブルで行っていたとしたら、じいちゃんは足の筋力が弱り、ますます動けない身体になってしまいます。

本人に「トイレまで歩いて行きたい」という気持ちがあれば、まずはその気持ちを受け止めること。その人の「やりたい、これをしたい」という気持ちがあるのであれば、実現できるように最大限手を尽くすのが介護だと思います。介護者側の都合だけを考えて、じいちゃんの行動を制限してしまうのは、単なる押しつけです。

 

介護の仕事は、高齢者の安全管理ではなく、自立支援であるということです。これはもっともっと世の中に広がるべき価値観だと思います。できないことを手伝ってあげるのが介護なのではなく、できないことをできるように一緒に考えるのが介護です。

記事にも、紹介されていましたが、介護保険法にもこう記してあります。

第一項の保険給付の内容及び水準は、被保険者が要介護状態となった場合においても、可能な限り、その居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように配慮されなければならない。

可能な限り、自立した生活が送れるようにするのが介護者の役割なのです。

そして、自立できたことがあれば、一緒に喜ぶ。それこそが、高齢者が一番嬉しいことなのかもしれません。

 

記事にも、書いてありましたが、今の日本の介護の仕事は世界から注目されています。

日本は色んな面で時代遅れとも言われています。今までの常識にはとらわれることなく、変化に柔軟に対応していける国であればいいですよね。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

2018.10.09 こうもり通信